圧倒的におすすめ。
ゲームシステムがとにかく面白い
SRPGといえばタクティクスオウガ(TO)だが、TOの派生はFFTで完成してしまっていてTO/FFTリスペクトゲーは定石知ってるだろ?と言わんばかりの難易度や制限を付けて簡単にクリアさせない(やらされてる感の増大)方針が多かった。
その点、ユニコーンオーバーロード(UO)はおそらくオウガバトルを起点として、今までオウガバトルをやったことがない人でも楽しめるような親切心にあふれている。
たぶん原典より親切。
最初はよくわかんなくても勝てる。徐々に作戦を組み立てる意味を覚え始める。アイテムやフィールドスキルを使った方がより効率的になることに気づく。というプレイヤーの成長に寄り添ったゲームデザインで本当によくできてる。
序盤は救済キャラもいるので難しすぎて詰まることはないし、ゲーム慣れしている人はそのキャラをあえて使わないという縛りプレイをすることで満足感を得られる。
難易度をプレイヤーの意思に委ねられるのはいいよね。
守りに徹したほうが有利なのだが、制限時間システムにより多少無理して攻めなきゃいけない場面があるのが本当によくできてる。
実際似たようなのを作ろうとするとSRPGというよりタワーディフェンスが近いのかもしれない。
キャラの関係性もそれなりにあって、全然シナジーないけど関係者だから同じ部隊にいれとくか、というシミュレーション的楽しみ方もできる。
そういう楽しみ方をしてもクリア可能なレベルに難易度が抑えられてるのも好感が持てる。
親密度会話というのがあるが、欲を言えば戦闘中の仲間内掛け合いがあるとキャラゲーとして楽しいと思う。
ストーリーは無味無臭
よくいえば全年齢にオススメできる。
ストーリーが受け付けなくて途中で断念。ということはない。
ストーリーについて語ることはないんだけど、クリアまでもっていかせたゲーム性がすごすぎる。